さて、昨年末にポストした「其の一」からかなり時間がたってしまいましたが、今回は其の二を書こうかなと思います。
其の一では、仕事を辞めた理由についてでしたが、今回は「今働くことが楽しい理由」です。
自分は今フットサルのコースがある専門学校に通っていて、基本的には「学生」という立場です。
なので、基本的には自分が今行っている給料の発生する仕事はアルバイトという形になります。
今自分が生活のベースにしている仕事は
①フットサルスクール・サッカースクールのコーチ
②フットサル・サッカー大会の審判バイト
③居酒屋のバイト
この3つです。
ちなみに今一番収入が多いのは③の居酒屋です。深夜給がでかいです。
②の審判バイトは日程がなくてあまり出来ていません。
今は8:2くらいで居酒屋の収入がメインですが、これについては今年の4月からフットサルスクール・サッカースクールの日程が大幅に増えて逆転する予定です。
さて話を戻しますが、「今働くことが楽しい理由」は大きく分けて2つあります。
ひとつは「好きなことを仕事にしている」こと。
もうひとつは「人と直接関わる仕事」をしていること。
自分は大学生の時からいつかフットサルを仕事にしたいと思っていて、それが叶いつつある今がとても楽しいです。
よく、好きなことを仕事にすると好きなことの『嫌な部分』も見えてしまって、好きなことがいつか嫌いになってしまう、という話を聞きます。
確かにそれは言えてるなと思います。
仕事は当然ですが楽しい事ばかりではありませんし、人によっては苦しいことしかないかもしれません。
自分も前職の機械部品の営業をしていた時は苦しいことばかりでした。
で、なんで苦しいことばかりなのかなーとちょっと考えてみたんですが、結果的にたどり着いたのはぐるっと一周回って「好きなことじゃないからだ」というところでした。
「楽しさ」というのは人によって様々で、ある人は営業として売り上げを上げることに楽しさを見出すかもしれないし、ある人は工場で良い製品を作り上げることに情熱を傾けるかもしれません。
そして、自分にとっての「楽しさ」とは、「人」だということに気づいたのです。
人が笑顔になる、人が(ポジティブな意味で)驚く、人の成長を目の当たりにする。
自分が楽しいと感じる瞬間は、いつも人と対峙している時でした。
そしてその楽しいと感じる瞬間が最もたくさんあるのがフットサルだったのです。
ゴールが決まって皆が笑顔になる、アクロバティックなプレーや珍プレーが飛び出して皆が驚く、子ども達のプレーがどんどん良くなる。
最高に楽しい瞬間がこれでもかと詰まっているのがフットサルというスポーツです。
当然ですが、フットサルを仕事にするうえでこれから嫌なことや苦しいこともたくさんあると思います。
それでも、それを大きく上回るほどの楽しさがフットサルにはあると確信しています。
前職では、その楽しいと思える部分があまりにも少なかった為に、苦しいことばかりだったのだと思います。
これをやって売り上げが上がって、自分に何が残るのか?
達成感は少しあるかもしれない。経験として残って少し成長するかもしれない。
でも心が揺さぶられることはない。
ああそうこうしているうちにまた次の仕事だ・・・。
こんなことの繰り返しで、楽しさは感じられませんでした。
「楽しい」と感じることがたくさんあれば、それが好きになるのは自然なことで、上記の通り自分もフットサルが大好きなわけです。
好きなことの為なら苦しいことにも耐えられるし、それを乗り越えて得た「楽しさ」は最高の瞬間になると思っています。
そして、今それを少しずつですが感じ始めていて、これから先の仕事にとてもワクワクしています。
ちなみに、これと同じような感覚は居酒屋での仕事でも感じています。
作った料理を美味しいと言ってもらえたり、皆が楽しそうに食事をしている姿を見ると自分も嬉しくなるし、モチベーションにつながります。
こういう場面でも、人と直接関わる仕事が好きなんだなと実感しています。
さて、働くことが楽しい理由の大きな部分はここまでですが、もう一つ、大切だなと思うことについて。
仕事の楽しさを左右する大きな要素として、「誰と仕事をするか」を挙げないわけにはいかないと思います。
前職では、「売り上げを上げる」という大きな目標があって会社全体はそこに向かっていくわけですが、社内の人間のモチベーションや行動のベクトルが全く揃っていなかったし、何よりも人間性が本当にクソみたいな人が多かったので、この組織に染まりたくないと思うようになりました。
これがもし好きなことを仕事にしていたとしても、同じだったんじゃないかなと思います。
いくら好きなことの為なら苦しいことも耐えられるといっても、同じ職場の人間が肌に合わなければ、楽しさも半減でしょう。
同じ目的を共有し、お互いに尊敬し合え(その為には自分も含めて成長・改善の努力を怠らないことが前提ですが)、仕事に対して情熱を注げる人。
まぁそんな良い環境というのはそうそうないですが、これから自分が目指すものは、そういう環境もとても大事になってくるので、こだわっていきたいなと思います。
さてさて、長々と書いてしまいましたが、ようは今自分は楽しく働くことが出来ていますよ、というお話でした。
今は学生と言う身分なので年金とか保険料とか、学費のローンの支払いとか、色んなものが免除されています。
それが、卒業と同時にどっとのしかかってくるので、今よりもっと働かなくてはいけません。
幸いにも色々なお話を頂くことが出来ているので、今のうちにそれを育てて、楽しく働きながらしっかり自立して生きていけるようになりたいなと思っています。
一度きりの人生、苦しいことより楽しいことの方がが多い方がいいですからね。
今は種まきの時期。
また折に触れてこんな感じで心境とかを書き留めておこうと思います。
以上。駄文御免。