2014年3月31日月曜日

一区切り

土曜日はZUCC海老名でアヴァンツァーレの練習試合でした。
相手は学生主体の新しいチーム。
学生らしいイケイケながらも一生懸命「フットサル」をしようとする爽やかなチームでした。
これから3部開幕までにもっと良くなっていきそうな感じがしましたね。

うちも少しずつですが何とか試合ができるようになってきてる感じはあります。
でもまだ足りない部分ばかりなので、もっと覚悟を持って臨まないとダメですね。

ちなみに土曜日の試合で自分が選手としてアヴァンツァーレに関わるのは一旦区切りとなりました。
今後コーチという立場でチームには残るので、練習とかは今までと変わりませんが、プレーはしなくなります。

思えばこの1年間でただの1回も結果を残すことはできませんでした。
フィクソがいなくて、人生で初めてフィクソをやって、だましだましじゃ全く通用しなくてまずへこむ。
前に入れば全く背負えなくてまたへこむ。
あげく腰と膝にきてだんだん走れなくなってきてさらにへこむ。
去年はへこんでしかいなかったなー。
自分は何のためにプレーしてるのかと。
無難にそつなくといえば聞こえはいいけど、それって全部のプレーが高いレベルにある人がやることであって、何もできない人がそつなくなんてやってたらそれはただの特徴のない選手。
それじゃいる意味ないもんね。

自分にしかできないことを身につけて、またアヴァンツァーレに選手として帰ってこれたらなと思います。
逆を言えば、身につけられなければ帰ってこれないなとも思ってます。
選手としての競技生活はもう辞めて、指導者に絞るかもしれない。
その辺は、この1・2年で見極めようと思います。

へこんでばかりでしたが、学ぶものも多い1年でした。
間違いなく今後に活きる経験ができました。
一意専心、この経験を無駄にしないように集中して取り組んでいこうと思います。

2014年3月6日木曜日

ソチオリンピックの感想などまとめ

ソチオリンピック

先日開催されましたソチオリンピックの感想などなど。

自分は両親とも雪国出身でサッカーよりも先にスキーを始めていて、学生時代は子供にスケートをちょこっと教えたりしていたので、冬の競技もとても好きです。

見た競技は女子モーグル、スピードスケート男子パシュート、カーリング男女、アイスホッケー男子、スノーボード男女回転、スノーボードスロープスタイル男子、スノーボードハーフパイプ男子、スキーハーフパイプ男子、アルペン回転男女。

こんなところです。

今回は何と言っても女子モーグルでした。
上村選手が最後のオリンピックとして臨んだ大会で、間違いなく長野から始まる5大会の中で最も難しいコースでした。
そんな難コースで予選含め4回のパフォーマンスをほぼ完璧にこなし、かつスーパーファイナルで上村選手の五輪史上最高の滑りを披露してくれたことは本当に嬉しい限りでした。
別に知り合いってわけじゃないんですけどね、やっぱりずっと応援してきた人が凄く良いパフォーマンスを見せてくれたって事は、自分のことのように嬉しかったです。
この滑りでメダル取れないんだったらそりゃ仕方ないなって、思っちゃいましたから。
すっきりした気分です。


以下その他の競技の感想など。

・アイスホッケー
自分はフィギュアやスピードではなくホッケーの方のスケートをやってるわけですが、やっぱり今大会もとても面白かったです。
選手の動き方はフットサルやバスケに通じる部分があるので、見ていてニヤニヤしてしまいます。
あと、パワープレーを久しぶりにじっくり見たんですが、やっぱりフットサルのパワープレーに応用したいなーと思いました。
うまく取り込めないか考えてみようと思います。

・スピードスケート団体パシュート
ルールがわかりづらい。
見ているほうがいまいちピンとこないのと、距離が長くて盛り上がる場面がない為に受け入れられにくいんじゃないかと思います。
競技としては奥が深いのかなとは思いました。

・カーリング
いつ見ても面白いです。ほんと頭脳戦。
そしてストーンを投げる技術が素晴らしいです。
あと、スウェーデンのカーリングチームのユニフォームがH&Mで、おぉ、と思いました笑

・スノーボードスロープスタイル
競技を否定するわけじゃないんですが、スノーボードの種目を増やす為にやっきになっている感じがしてます。
スキークロスやスノーボードクロスなんかのXゲーム系種目が増えてきて、見る側は面白いかもしれませんが、スロープやクロスは危険極まりない種目です。
ハーフパイプでギリギリ。
安全性を考えた種目を採用してほしいです。
スロープは特に技術力が見えにくい。
エアよりもターンのテクニックを競う方がオリンピックらしいなと思います。
その点ではスノーボード回転はとても楽しかったです。

・アルペン
今回のオリンピックで初めて女子の回転をしっかり見たんですが、ちょっと疑問。
旗門を通過できなかったときとか、簡単に諦めすぎじゃない?
解説の人が言ってた「国を背負ってきているんだから、せめて最後まで完走する努力をするべき」という言葉に100%同意です。
それに個人としても、オリンピックの舞台で滑れるということを大切に考えた方がいいと思います。
女子に関しては上位争いよりもメダル確定後の30位以下の選手の滑りの方が胸を打たれました。
みんなしっかり滑りきる為に最後まで集中していて、とても好感が持てました。
その点では、男子は非常に気持のこもった滑りがたくさん見れました。
ただ、恐ろしく難しいコースで、序盤の急斜面にあったヘアピンでかなりの選手がコースアウトしてしまい、競技として成立しなくなるギリギリのところまできてました。
それだけが残念でした。
それにしてもみんなほんとに板捌きがうまくて、羨ましいです笑

こんなところです。

冬のオリンピックは競技・種目が少なくて難しい側面もありますが、これ以上商業主義に走ってほしくはないですね。
ほんと、切に願っております。