16日の土曜日は練習試合でした。
結果から言えば20分ランニング×3本+25分ランニング1本で4-10くらいで負けてしまったけれど、今回は今までの練習試合と違うなと感じました。
要因は色々あります。
�1stセット、2ndセットで違う戦い方が出来た
�1stセットと2ndセットで違う課題が出てきた
�「これをやろう」と話した事がピッチ上で具現化出来た
�セット内でのプレーイメージがかなり共有化できた
大きいのはこの4点。
今までの試合は、あれをやってみよう・これを直そうという話をしても、ピッチ上で上手く噛み合わない事が多かった。
それがここ最近、たぶん個々のレベルが上がってきたからだと思うけど、ピッチ上で噛み合うようになってきたと思います。
上手く言葉で説明するのが難しいんだけど、5人全員が修正するべきポイントや試すべきプレーを理解して、ピッチ上で常に意識してプレー出来るようになってきたからなのかなと。
今まではパスの出し手側は理解してるけど受け手側が理解できていないとか、その逆だとか、4人は連動して守ってるけど1人だけコンセプトが理解できていなくてポジショニングが甘くなるとか、5人全員違うイメージでプレーしているとか、そういうことが多かったと思うんです。
それが、場数を踏んできて少しずつ視野が広がってきて、やられたポイントとか狙い所とかをしっかり認識できるようになってきて、それが判断力の向上につながってきているんじゃないかなと。
皆で「あそこは良かったよね」とか、「またあの場面があったらこうしてみよう」って話して、実際に次のゲームでそれをまた試すことができた。
だから「やれた」感があるんじゃないかと思います。
この感覚がこれからどんどん増えていけば、チーム力はもっと上がるはず。
「この場面だとあいつは前を向いて仕掛けるからスペースを空けよう」とか、逆に「スペースを作る動きをしてくれるはずだからここは仕掛けよう」とか、ピッチ上の5人が共通理解を持った上でプレー出来る。
当たり前だけど、これが本当の意味での連携とか連動ってことだよね。
決まったプレーを忠実にこなすんじゃなくて、4人が状況に応じて上手く噛み合うことが大切。
そこに至るまでに「形」を決めて試している、っていうのが今の段階だと思う。
そういう意味で、土曜日の試合はチームの成長を身体で感じることができてとても楽しかった。
当然だけど、アヴァンツァーレはまだまだ強くなれるし、上手くなれるし、楽しくなるはず。
この手応えを結果に変えていきたい。
個人的にも、何ヶ月かぶりにゴールを決められて、ある程度自分のプレーも出せて、自分の中のプレーイメージが上向いてきてます。
いかにこのイメージを維持して、大きくしていけるかがリーグ戦残り2試合で選手として結果を残すために重要だと感じてます。
今自分に出来る事、今やるべき事に集中する事。
残り1ヶ月ちょっとの間持続出来るかどうかで、来季以降の成長は変わってくると思う。
今はとにかく凡事徹底。
最後までやり抜く事。
チームとしても個人としても、もっと成長してもっと成熟していけるように。