31日は神奈川県リーグのBSP戦でした。
5月の練習試合で一度対戦していて、その時は手も足も出なかった相手。
直前の練習で対策をある程度やって、それがはまる場面もあってとても良い試合ができたけど、2対3で敗戦。
ものすごく悔しいです。
終わってから言うのは簡単ですが、やっぱり今日は勝てる試合だったと思います。
相手はムラがあったし、人数がいなくて走れていなかった。
そういう相手に対して走り勝てない、自分達のペースに持ち込みきれないというのは、ベースになる体力やスキルが足りないこと、経験が足りないこと、色々な要素があったと思います。
そしてうちの甘い部分を一発で突かれてやられたような試合でした。
それでも、今持ってる全てが出た好ゲームだったと思います。
カウンターで何本も(決められなかったけど)形を作れたし、ディフェンスも前に対戦したときより良くなって、相手をイラつかせることが出来ていました。
来年同じグループになるかわからないけど、もう一度対戦したときにはこの差は埋まってるなと感じました。
間違いなく次は勝てる。勝って黙らせてやる。
そう思える試合でした。
ここからは個人的な話。
チームは前後半計24分通して今までで一番良いパフォーマンスを見せてくれましたが、自分自身は出場1分、オフェンス時のボールタッチ1~2回程度、ディフェンスのミス2回。
残りの23分はベンチワークに徹しました。
自分のコンディションが100%ではないことはわかっていたし、このところ大人数での活動を何とかやりくりするのに精一杯で練習も満足に出来ていなかったから、今日の出場は早々に諦めていました。
それでも、ゴレイロが1人しかいないリスクを管理することと、最後の1分にチームとして前からプレスをかける展開が有り得ると思っていたから、自分で自分をメンバーに選びました。
結果的に監督としてはチームを助けられたかもしれないけど、選手としてはまたも結果は残せず。
試合中何度も「自分で行くか?」と考えましたが、勝つ為にどうするのが最善か考えた結果、「今日はベンチを空けられない」と自分に言い聞かせました。
その結果、練習で必死に頑張っているチームメイトをメンバーから外し、満足に練習できていない自分をメンバーに選ぶことに対する申し訳なさと、結果を残せていない申し訳なさがいっぺんにきている感じです。
世のプレイングマネージャーはどうしているのだろう。
最近そう思うことが多いです。
カスカヴェウ時代の甲斐さん、湘南時代のジオゴ、今で言えばファイルの吉成君。
他にもいっぱいいるけど、彼らはチームもマネージメントしながら、自分も選手としてプレーして、結果を残している。
どうやって両立させているのか(いたのか)、話を聞いてみたいなと思うこの頃です。
人数が増えていくにつれて選手と監督のバランスが崩れていくのを感じていて、今節と今節までの準備はもう割り切って監督に専念しようと決めていましたが、ずっとそうも言っていられない状況であるということも確かです。
その「もっとプレーしたいと思う理由」の一番大きなものは、自分がピヴォであるということです。
今チーム内で、オフェンス面で継続して話をしている内容のうち、チームに絶対的に足りていない要素があります
それがピヴォの存在です。
ピヴォの役割ばかりは、専門職と言ってもいいくらい、適正があります。
自分がピヴォとして優れているかと言えばそうではないけれど、それでもチームの中で唯一ピヴォとしての経験を持っています。
ピヴォが加わるだけでチームはガラッと変わると思っています。
その最後のピースになるかもしれない自分が、可能性を捨てて監督に専念するだけでいいのか?
追加登録はもう出来ない。
現状のメンバーでやっていくなら、自分がピヴォとして可能性に賭けてみるしかない。
だから現状がとても歯がゆかった。
自分ももっと出来るし、自分がもっと出来ればチームももっと出来るはずなのに。
そう思うことが何度もありました。
でも、いつまでもそんなこと言っていられないし、今日の試合を見て考え方も少し変わりました。
アプローチする方向を逆にすれば、まだやれることがあるんじゃないかと思いました。
だから、明日から新しいやり方にシフトしようと思います。
あと県リーグは5試合。
今から走り出してどこまでできるかわからないけど、やってみる価値はあると思う。
チームとしても個人としても、もっとレベルアップできるように、自信を持って自分をメンバーに入れられるように、出来ることは全部やって100%出し切ってやる。
安パイに逃げるのは簡単。
でも成長する為にはもっと追い込まないといけない。
可能性がまだあるのなら、賭けないと結果は得られない。
もう一回気持ち入れ替えて、残りのシーズンやっていこうと思います。